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七田校長の「パソコン音痴からの道のり」
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1991~ スカイダイビング
テレビで女優の菅井きんさんが何かのインタビューを受けていて、「夢はありますか?」との質問に「スカイダイビング」と答えているのを見て触発を受ける。日本でスカイダイビングのできるスクールを探し回って、ようやく見つけた栃木県のスカイダイビングスクールへ。(当時はインターネットがなかったので、探すのにたいへん苦労した。)
ご存知だろうか?飛行機から飛び降りて最初の5秒間は、あの下半身にズドーンとくる恐怖の落下感がしっかり襲ってくるが、その5秒を持ちこたえたあとには、空を飛んでいる、浮遊感がやってくるのだ。
落下直後は加速度がどんどん上がっていくため、いやおうなく落下感を味わうことになる。当然、意識が自分のスピードについていけない。
しかしそれから加速度と空気抵抗がちょうど釣り合って等速落下に移行する。等速運動に変われば落下感は全く感じない。飛行機から離れてからそこまでの時間が約5秒。
そうなると、全くの初心者でも、落ち着いて周囲を見渡したり、笑顔を作ったりできるのだ。その時点での落下速度は時速200km。新幹線並だ。

ファーストジャンプは夕刻だったが、いままで味わったことのない体験となった。
正面にはこれまで見たことのない夕焼け、眼下には轟音とともにせまりくる真っ黒い真円の巨大な大地。全身で感じる暖かい水蒸気。
よく人に、「人生観変わった?」などと聞かれるが、正直、人生観までは変わらない。そう答えるとがっかりされてしまうが・・・
むしろ、これまでずっと引っかかっていたことがあって、それが改めて再確認できた、という感じ。話せば長くなってしまうのでこれくらいでやめておくが、メンタルな部分でかなりプラスになったことは言うまでもない。
ちなみに、私はファーストジャンプの最初の5秒の間に、幽体離脱を体験(?!)。(2回目以降、そういうことは全くなかったが・・・)その話はまた別の機会に。
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